私たちグループは将来を考えた賢いメンテナンスを推奨しています
今回は、築25年の賃貸アパートです。
10年程前に、1度塗り替えメンテナンスをしているとのこと。
いつものように、当然のごとく10年経過のため塗り替えメンテナンスの提案があったようです。
しかし、管理会社さんの見積もりは、駐車スペースの白線引きが市価の8倍と高額なためオーナーさんも「おかしい!?」と気付いたようです。
ほとんどの管理会社さんは、他社からの工事をさせないよう抵抗します。
原因は2つあると思います。
① サブリースには10年ごとのリフォームが織り込まれている
② 会社として売上を落とせない
こういう事情があります。これは、大手ほど強いように思います。
今回は、徳島県の代理店様の案件ですが、徳島県は全国でもアパ-ト増加率は3位と増え続けています。
当然、今後は競争も激化が予想されます。
原因は全国的に見て、相続税対策、空前の低金利、その他固定資産税などの税制が原因と思われます。
オーナーさんもアパート経営はビジネスですからリフォーム費用が安いに越したことはありません。
今回は、徳島県の代理店様の提案で建物全体をRe・クリニン洗浄後、劣化を遅らせるコーティングをお薦めしました。
そして、床は25年間何も手入れしていないため真っ黒に汚れています。
実はこれが古く見せている原因でもあるのです。
管理会社さんの見積もりの1/5程度の提示価格で、すぐに採用となりました。
作業は、無足場工法ということもあり工事期間は2日間です。
住人の方々にもストレスの軽減となります。
金額が安すぎるゆえ、少し不安があったそうですが、出来映えは想像以上だったようで大変満足していただいたようです!
before
after
また、オーナー様の要望で浮いた予算を使って、玄関周りはコンクリートから化粧コンクリートにすることになりました。
人口減少の中、業者の都合でアパートは増え続けています。当然、競争は激化します。
アパートを借りる側からすれば、新しいところへ住み替えれば良いので貸し手側は大変です。
空き家も増え続けており、戸建て、賃貸含めて2030年には2,000万戸という試算もあります。
私たちグループは入居率を落とさないため、そして入居率アップのため将来を考慮し、今何をすれば良いのかなど『賢いメンテナンス』を推奨しています。
(賢いメンテナンス推奨クラブ)