老後資金に群がる!
当社で二度ほど、小さいリフォームをされたことのあるお客様より、意見を聞きたいと半年ほど前にお電話がありました。
お伺いしたところ、家を建てた建築メーカー K社様より塗り替えリフォームを提案されたとのことでした。
「今は、コロナで売り上げも良くないので足場代を無料にします」と言われたそうです。
この台詞は、現在どのメーカーも同じです。見積もりは、160万円ほどだったようです。
私が見る限り、今すぐリフォームを必要としているほど劣化している様に見えませんでした。
一部軽い汚れがあるくらいです。
そこで私の意見、リフォームに関する考え方を申しあげました。
女性で年齢は80歳過ぎの一人暮らしの方です。
今の年齢を考慮すると、これからも痛んだところを部分的に直していけば良いのではとお勧めました。
「これで安心しました。お金は、近くに住む孫に使います」と喜んでおられました。
しかし、最近通りかかって見ると塗り替えをされたようです。
なぜ?
住宅メーカーの強い売り込みがあったことは想像できます。
私も住宅メーカーに在籍したことがありますが、どの会社も売り上げ至上主義です。
しかも、囲い込み戦略で、「他社でリフォームすると保証を外します」と、まるで脅迫です。
営業マンも上司に強要されてあの手この手で売り込んで来ます。
この方の近くのお宅も、同じようなケースで売り込みがあったようですが、このように言ってくるからと事前に私が予防策を言っていたので断ったそうです。
(事前に知らせておいたように、業者さんは言ってきたようです。)
もちろん、このお宅も一度塗り替えをしており全く劣化はありません。
「何が良くて、何が悪い」人それぞれ考え方が違います。行動は全て自己責任です。
『Re』は、将来を考慮して今何をすれば良いのか。。。